なぜ海外じゃないとダメなのか?
Hello!
前回、海外で働いて固定概念を崩そう!という記事を書きました。まだ読んでない方はぜひそちらから。そして僕が世界に出ようと書いているのは、より多くの人に日本の良さを世界に伝えてほしいという願いが根本にあるということを、まずはお伝えしておきます。
・なぜ海外に行かなきゃいけないのか?
・国内にも外資系企業があるし、そこで働いても十分じゃないか?
という意見もあるかと思います。僕の経験からすると、外資系の企業で働けばそれなりの社風や文化は確かに学べます。ただ、やはり周りで働いているのは大半が日本人。どうひっくり返しても根本的な考え方は違ってくるんです。僕も日本で10年間働いていましたが、日本を出て、初めてそれが確信に変わりました。
なぜ海外じゃないとダメなのかを追求すると、やはりそこには普段の生活だったり、周りとのコミュニケーション、そういった環境が日本とは違うので、嫌でも考え方が変わっていきます。(それに耐えられず自国に戻った人は何人も見ていますが。。。)ただ、そういった環境に対応できる適応力が身につけられたらもう怖いものなしです。大体どこに行っても住めます。
好きな場所で好きな仕事をする
そして将来、1つの場所に留まって仕事をするという働き方は減っていくと思っています。それは今、コロナの状況ですでに在宅でも仕事ができるということが証明されています。「じゃあどこにも行かなくても仕事はできるじゃん」と思うかもしれませんが、逆に言うとどこでも仕事ができるという意味でもあります。それだったら、世界中を歩き渡りながら仕事ができたら楽しいと思いませんか?好きな事を好きな場所でする。春や秋の時期は日本は景色が綺麗なので日本で働いて、夏は少し涼しい場所へ、冬は暖かい場所へ、なんてこともできますよね。
正直今の自分の環境はまだ「どこでも仕事ができる」というところまで到達できていません。ですが、「どこに行っても仕事ができる」という体作り的なところはできています。もちろん治安が悪すぎるところなどは話になりませんが、大抵のところではすぐに適応できる力は持っていると思います。あとはどこでも仕事ができる基礎づくりができればもう自由です。
そんなところで、次回は海外で働くために必要なことは何かを話したいと思っています。
それでは、See ya!
海外で働いて固定概念を崩そう!
まずは海外で働くということはどういうことか、一つ具体例を交えてお話しします。
メリットしかない?
個人的には海外で働くということはメリットしかないと思っています。なぜかというと日本では経験できないことだらけだからです。文化も違えば働き方、考え方など全てが変わります。自分の固定概念を崩すにはいい環境でしょう。もちろん中には日本と似た感覚の国もあるかと思います。そういう場合でも、どこが似ているのか?似ているけどここは若干違うな、などと色々感じ、考えるようになります。
こんな風に話していてもピンとこないかもしれないので、ここで具体的な例を一つ。
以前に台湾企業の日本支社で勤務していたことがあります。ハードウェアの会社で、ある日、顧客から不具合のクレームが入りました。そこで本社に不具合を解析してもらってレポートを作成してもらうのですが、仕上がってきたレポートをみると、故障の理由は記載されていたものの、具体的な対策案に関しては何も触れず、お客様への対応だけで終わっていたのでした。ここで考え方の違いが出てきます。この場合、台湾本社の考えとしては、お客様への対応が先決なので、修理した本体を送り返すことで案件の解決とみます。しかしこの時、顧客はそうはいきませんでした。問題の根本的な原因の追求、そしてその解決策をきちんとレポートにして提出してほしいとなったのです。
よく考えるとどちらも別に間違いではありません。この場合、
・「根本的な根っこをつかんで解決しないと今後また発生する」と考える日本人。
・「顧客にはきちんと対応したし、解決策は伝えなくても社内で解決するので問題ない」と考える台湾人。
さて、あなたならどちらをとりますか?
ここで固定概念の話にもどします。もしあなたが「いや、絶対に根っこの部分を直す具体案を提出してもらわないとダメだ!」なんて考えを変えられないとすると、台湾で働くのは難しくなるでしょう。その反対で、「まぁ、良品に変えてもらえたし、問題ないからいっか」と考えるとしたら適応できるかもしれません。
ちなみに当時、僕はどのようにこの状況を解決したかと言うと、本社には工場の通常マニュアル(不具合が発生したときの手順)でもいいから対策を書いてほしいとお願いし、それを顧客に提出しました。どちらも納得した形での解決です。
*上記の例はもちろん全ての会社がそうとは限りません。また、それが良いとか悪いとか言っているわけでもありません。ただこのように違うことがあるよと伝えたいだけです。
個人の成長に固定概念は邪魔でしかない
個々が成長するのに固定概念は邪魔者以外のなんでもありません。最初はみんな知らないところから始まり、学びます。慣れれば作業などはどんどん速くなります。ただ、その後なにも変化がなければそれ以上の成長もありません。固定概念に囚われて、それ以上の変化を受け付けなくなってしまったらそこで終わりです。
そのために外に出て学ぼうということです。環境を変えてまた1から学べば成長します。しかも環境の変化が大きいほど成長は大きくなります。
良かったところ、悪かったところを考えよう
次のステップに進んだら今までの良かったところ、悪かったところを考えてみるのも楽しいです。その考え、学びが今後の自分の軸となる考え方や行動の仕方に大きく影響してくると思います。また、そこで初めて「日本のここは良かったな〜」と思えるようになります。
こうやって海外に出て、日本のいいところを改めて感じて周りに伝える人が増えるとうれしいです。
See you!
世界に出よう!
Hey there!
タイトルの通り、僕は日本にいる人たちに世界に出てほしいと思ってます。特に若い人たちには日本に留まらないでほしいと切に願っています。自分の子供にも将来はいろんな国に出ていろんな経験をしてほしいと常に言い聞かせています。
そんなあなたはだれ!?
世界に出てほしいと言ってるあなたは何者だ!と思うかもしれないので少しだけ自分の現状を。現在僕はアメリカで現役デザイナーとして働いています。
場所はシリコンバレー。
詳しい職務内容はNDA契約上話せませんが、誰もが知っている企業グループ内で勤務しています。
日本の良さを世界に知ってほしい!
まずは日本が素晴らしい国だということを自信持ってお話しします。日本はこんな素晴らしい!と思える人って、国内にどれくらいいるでしょう?僕が思うには海外に少しでも行った事のある人でないとこの思いは強くないでしょう。なぜなら外に出て初めて日本の良さがわかるんです。四季が楽しめて、ご飯もおいしい、治安も良いし、みんなマナーがいい。少し大げさに言うと財布を落としても中身もそのまま返ってくる。そんな国あまりないでしょう。ただ悲しいことに、僕がアメリカにいて感じることは日本の存在感が薄いということ。日本に旅行に行ったことのある人はみんな口を揃えて「すばらしい国だ」と言います。ですがそれと同時に「日本は英語が通じない」「日本人は英語が話せない」という印象も強くもたれています。
このブログを通して
将来的にはこうしたいという僕の中の思いの一つに「日本の良さを世界に伝えたい」というのがあります。今はまだ形になってませんが、今後何かしらの形で世界に日本の魅力を発信できるようになりたいと思っています。
こうなると僕一人では力が足りません。もっともっと日本にいる人が発信していかないといけないと思っています。そしてそれが一番いいのは直接日本の外に出て発信することです。
そこで、僕がアメリカで経験したこと、していることを発信して、少しでも海外に出たいという人たちの役に立てればなと思っています。もしかすると僕のブログがきっかけで海外に行ってみたいと思う方が出てきたらそれまたうれしいです。そして海外に出て日本の良さを伝えてください!
それじゃ、See you!
カリフォルニア州の現状について
Hey there!
今を語る中でやはり伝えたいのがコロナ状況。。。
悲しくも、明るい情報ではないので、この内容を書くことは楽しいことではありません。
ただ、海の向こう側がどうなっているのか現地にいる人が発信することにも意味があるのではないかなと思いますので少しお話しします。
まずはこっちでよく使われている単語の略をいくつか紹介。
SIP (Shelter In Place)=日本で言う外出の自粛
WFH (Work From Home)=在宅勤務
cdc.gov より引用
カリフォルニアがアメリカでの感染者数最多に
現時点(8月)ではアメリカ国内のコロナ感染者、死者数は共に世界で一番多い状況なのはご存知かと思います。各州での状況は異なりますが、僕が住んでいるカリフォルニアはアメリカの中でも最悪を更新しています。少し前まではNYがそうだったんですが、人口がもっとも多いカリフォルニアはワースト1になることは普通に考えてもおかしいことではありません。
「それでもNYほど人口密度は高くないはずなのになぜ?」という疑問もあるでしょう。
僕が見るにはNYの方達ほど危機感を持っていないのが現実だと思います。
SIPが始まってからマスクをする人が普通になるまで1〜2ヶ月はかかりました。
そして7月に入ってからは少し和らいだこともあり、外に出る人が格段に増えました。
シリコンバレーの大手企業はさすがに対応が早く、早い段階でWFHを実施したのは英断だったと思います。でなかったら状況はもっと悪くなっていたかもしれません。
先週ではGoogleが2021年6月いっぱいまでWFHを継続するとまで発表しています。
それ以外にもtwitterやfacebookは無期限のWFH。
世界ではこの動きに驚いている人たちも多いかもしれませんが、現地にいる僕は「やっぱりか」という感じです。
学校も今年いっぱいオンライン受講に切り替えているところも少なくありません。
この状況は前から予測されていた?
実は今のこの状況、僕は3月頃に同僚から予測話を聞いてました。
同僚の家族に政府機関の関連企業に勤めている方がいて、その時にはすでに秋頃に第2波が来るなどと予測はされていました。
最初に聞いたときは半信半疑でしたが、NYの状況や世界中の広がり方を見ていると自分の中で納得しました。
今自分の家族が日本にいるのでもちろんこの事は伝えました。当時日本は誰も危機感を持っていなかったのです。
家族も周りに伝えようとがんばっていましたが誰も聞く耳もたずの状況。
この時ほど「影響力があればな〜」と思ったことはなかったかんじゃないかなと。
とはいえ、今その事を悔やんでもしょうがないので自分たちは今やれることをやるしかないと思って動いています。
カリフォルニアの企業の動き
話が逸れてしまいましたが、カリフォルニアでは今もWFHが続いています。
僕が勤めている企業も現時点ではいつオフィスに戻るのかは未定です。
Googleが来年までのWFHを発表した以上、この流れに追従する企業も出てくるでしょう。
TwitterやFacebookなどは無期限のWFHになっています。
そうなったらスタンディングデスクがほしいな〜。
ずっと座っての作業は腰に悪いよ、なんて考えがすっかり中年になったなと思ってきた自分でした。
では、Take care!
ブログ再開!
Hello!
こんにちは。お久しぶりです。
前回の投稿からかなり空いてしまいました。
#気付いたら1年経ってたよ。。。
その間なにをしていたかというと、転職や一時帰国など、色んなことがあって更新する間もなく過ぎていました。
と、言い訳はこの辺にしておいて、1番大きかったのは転職でした。
大学卒業以来、10年の時を経て再びアメリカに戻り、再就職した先がAR関連のスタートアップでした。
かれこれ2年間勤めてましたが、家族がいる身としては先が見えないスタートアップに長期で在籍するのには相当の覚悟がいります。
むしろ2年間よく勤めてたな。。。#thanks to my wife
そんな感じで色んな要素が重なり、少し方向性を変えることにし、今年の初めに再度転職しました。
転職先は某大手企業の広告を手がけるプロダクション会社。
我ながら「この歳になってまだ転職を繰り返せるのも運が良い」なんて思いながらも日々学んでます。
大手のプロダクションともなるとしっかりとしたシステムが構築されていて色々と勉強になります。
レールに沿って作業をしなければいけないのは窮屈になりがちですが、この会社はそこを上手く立ち回っている感じがします。
何より周りの人がよくできています。
職務内容の詳細は語れませんが、考え方など参考になりそうなものはシェアできたらなと思うので楽しみにしていてください!
Peace,
オススメ カフェ②
こんにちは。
今回はオススメカフェ第2弾!Voyager Craft Coffee!
Santa Claraにある店舗に時々行くのですが、人気がある上にパーキングスペースが少なく、毎回困ってました。。。
が!最近San Joseに新店舗ができたので早速行ってみました!
有料にはなってしまいますが、すぐ隣に駐車場があるのでパーキングスペースが見つからないという問題はなくなりました。ちなみに終日で$5です。
そして店内もかなり大きくておしゃれ!
San Padero St.という通りにあり、店舗数は多くないですが、San Pedro Square Marketはじめ、色々なレストランやショップが並んでます。
これから頻繁に通いそうです(笑
おしゃれな街 「Los Gatos」
こんにちは。
今回は僕が好きな街の一つ、「Los Gatos」を紹介します。
San JoseとSanta Cruzのほぼ中間あたりに位置する人口約3万ぐらいの街です。
前の記事で紹介したPleasantonに少し似た雰囲気で、アメリカ人が多いところです。
個人的にはこういった観光客が少なめな街に惹かれることが多く、時間があるとこのような街に行ってランチをしたり、カフェでゆったりとした時間を過ごします。
週末のブランチの時間からすでに行列ができるレストラン。
University AveやSanta Cruz Aveには花屋さんやアパレルなど、とても個性的なお店が並んでます。
天気のいい日にはお散歩しに来るだけでもオススメです。