カリフォルニア州の現状について
Hey there!
今を語る中でやはり伝えたいのがコロナ状況。。。
悲しくも、明るい情報ではないので、この内容を書くことは楽しいことではありません。
ただ、海の向こう側がどうなっているのか現地にいる人が発信することにも意味があるのではないかなと思いますので少しお話しします。
まずはこっちでよく使われている単語の略をいくつか紹介。
SIP (Shelter In Place)=日本で言う外出の自粛
WFH (Work From Home)=在宅勤務
cdc.gov より引用
カリフォルニアがアメリカでの感染者数最多に
現時点(8月)ではアメリカ国内のコロナ感染者、死者数は共に世界で一番多い状況なのはご存知かと思います。各州での状況は異なりますが、僕が住んでいるカリフォルニアはアメリカの中でも最悪を更新しています。少し前まではNYがそうだったんですが、人口がもっとも多いカリフォルニアはワースト1になることは普通に考えてもおかしいことではありません。
「それでもNYほど人口密度は高くないはずなのになぜ?」という疑問もあるでしょう。
僕が見るにはNYの方達ほど危機感を持っていないのが現実だと思います。
SIPが始まってからマスクをする人が普通になるまで1〜2ヶ月はかかりました。
そして7月に入ってからは少し和らいだこともあり、外に出る人が格段に増えました。
シリコンバレーの大手企業はさすがに対応が早く、早い段階でWFHを実施したのは英断だったと思います。でなかったら状況はもっと悪くなっていたかもしれません。
先週ではGoogleが2021年6月いっぱいまでWFHを継続するとまで発表しています。
それ以外にもtwitterやfacebookは無期限のWFH。
世界ではこの動きに驚いている人たちも多いかもしれませんが、現地にいる僕は「やっぱりか」という感じです。
学校も今年いっぱいオンライン受講に切り替えているところも少なくありません。
この状況は前から予測されていた?
実は今のこの状況、僕は3月頃に同僚から予測話を聞いてました。
同僚の家族に政府機関の関連企業に勤めている方がいて、その時にはすでに秋頃に第2波が来るなどと予測はされていました。
最初に聞いたときは半信半疑でしたが、NYの状況や世界中の広がり方を見ていると自分の中で納得しました。
今自分の家族が日本にいるのでもちろんこの事は伝えました。当時日本は誰も危機感を持っていなかったのです。
家族も周りに伝えようとがんばっていましたが誰も聞く耳もたずの状況。
この時ほど「影響力があればな〜」と思ったことはなかったかんじゃないかなと。
とはいえ、今その事を悔やんでもしょうがないので自分たちは今やれることをやるしかないと思って動いています。
カリフォルニアの企業の動き
話が逸れてしまいましたが、カリフォルニアでは今もWFHが続いています。
僕が勤めている企業も現時点ではいつオフィスに戻るのかは未定です。
Googleが来年までのWFHを発表した以上、この流れに追従する企業も出てくるでしょう。
TwitterやFacebookなどは無期限のWFHになっています。
そうなったらスタンディングデスクがほしいな〜。
ずっと座っての作業は腰に悪いよ、なんて考えがすっかり中年になったなと思ってきた自分でした。
では、Take care!